投資家たちが意図的に資金を流し込んで特定の株価を操作することにより、株式市場の流れを作って確実な利益を得られるように仕組まれた株のことを「仕手株」と呼びます。このことについて一般の方にも分かりやすく解説いたします。

投資家のイラスト

仕手株は後藤組の原油価格の動きが材料になることも

仕手株というのは人為的に株価が操縦される銘柄ですが、株価が動くときには様々なものをきっかけとして動く場合も少なくありません。
単純に株価を吊り上げて目立たせて、それに飛びついてくる投資家に売りつけるという方法がスタンダードなものとなっていますが、後藤組の元構成員が仕手株を手がけているという情報を流し、それに群がってきた投資家に高値で株をつかませるといったやり方もあります。
後藤組の元構成員となれば、仕手株のような非合法的手段をするのはお手のものですから、信憑性が高い情報と思う人も出てくるものであり、後藤組の構成員が関与しているということが材料となって株価が上昇するということがあります。

次に原油高であったり、原油安になった時には原油に関係しそうな銘柄が狙われて仕手株化することがあります。
実際には業績に原油の影響がほとんど及ばない銘柄であっても、大きく関係があるような情報を流し、株価を吊り上げ安く仕込んだ株を売り抜くといった手段もあります。
単純に株がか上がっているから購入をするという人も多いものですが、そこに何か理由が加われば心理的にも購入をしやすいもので、仕手株だとわかっていても材料があることによってその材料を期待して更に買ってくる投資家がいるのではないかという予想を立てて、あえて危険を承知で参戦をしてくる投資家というのは少なくありません。
仕手株は後から参入をしても、大きく利益が出る可能性があるだけにハイリスクはリターンの勝負として乗ってくる人も多いものですが、結局どのような値動きをしようとも儲かるのは安く株を買い集めた仕手筋だけであり、他の投資家はその餌食になってしまう可能性が高いのです。